「最近やたらと胃のむかつきが気になるし、ゲップも増えてきた。これって何かの病気かな・・・?」

たまのことであれば、そんなに気になりませんが、しょっちゅう胃のむかつきやゲップが続くと、ちょっと心配ですよね。

「何か悪い病気だったら早目に対処したほうがいいけど、病院に行くのも怖い気がするし」と、迷ってしまうこともあるかもしれません。

でも、大抵の場合は、そこまで深刻な病気である可能性は低いですから、あまり心配する必要はないでしょう。

その一方で、油断しすぎるのも禁物です。

そんなに深刻ではないにしても、何らかの病気が関係していることは十分に考えられますから、早目に病院で診てもらうほうがいいですね。

そこで今回は、胃のむかつきとゲップがひどいときに、どんな病気の可能性があるのかということをお話していきます。

少しでも早く不快な症状から開放されるように、ぜひ参考にしてみてくださいね。

スポンサーリンク


胃のむかつきとゲップがひどいときに考えられる病気とは


太郎(右)

最近、胃のむかつきとゲップがひどいんですが、どんな病気が考えられますか?



一男(先生)

色々なケースがありますが、可能性として高いのは『機能性ディスペプシア』と『空気嚥下症(くうきえんげしょう)』という2つの病気でしょう



太郎(右)

どちらも、あまり耳にしたことのない病気ですね



一男(先生)

そうかもしれませんね。では、それぞれを詳しく説明していきましょう



胃のむかつきとゲップがひどい!これって何かの病気?

機能性ディスペプシア


機能性ディスペプシアは、ある調査によると、日本人の4~8人に1人はかかっていると言われている病気です。

通常は、胃の中に炎症など、物理的な異常があるために症状があらわれるのですが、この機能性ディスペプシアにはそれが見られません。

そのため、検査をしても原因を特定することができず、以前は「気のせいでしょう」という感じで済まされていたこともあります。

ですが、最近ではストレスが影響していると考えられるようになり、必要に応じて投薬治療なども行われるようになってきました。

ただし、原因については完全に解明されたわけではなく、不規則な生活や過労なども関係していると言われています。

もっとも、不規則な生活や過労もストレスとの関係は深いですから、一番の問題はストレスだと考えてよいでしょう。

胃のむかつきやゲップの他に、

  • お腹の張り
  • 胸焼け
  • 胃痛

などの症状が慢性的に続きます。



空気嚥下症(くうきえんげしょう)


この空気嚥下症とは、特に意識していないのにもかかわらず、空気を大量に飲み込んでしまうという病気で、『呑気症(どんきしょう)』と呼ばれることもあります。

そのためにゲップが増えるのですが、飲み込んだ空気が胃や腸などに溜まってしまうため、他にも

  • 腹部膨満感
  • 胸焼け
  • 上腹部痛
  • 過度のオナラ

などの症状が見られることもあります。

誰でも食事をするときには、食べ物と一緒に空気を飲み込んでいますから、それ自体は異常なことではありません。

でも、極端に大量の空気を飲み込んでしまう場合には、上記のような症状があらわれてしまうんですね。

では、なぜ無意識に空気を大量に飲み込んでしまうのかというと、ここにもやはりストレスが関係していると言われています。

大切なプレゼンや、絶対に失敗できない仕事などがあると、緊張のあまりゴクンと唾液を飲み込んだ経験がありませんか?

このときに、唾液だけでなく空気も一緒に飲み込んでいます。

つまり、緊張する場面が多い人ほど、気づかずに大量の空気を飲み込んでしまっている可能性が高いんですね。

さらに厄介なのは、ゲップが人前でやりにくいものだということです。

飲み込んだ空気はゲップとして、身体が外に出そうとするのですが、人目を気にして、それ自体がまたストレスになってしまいます。

すると、さらに大量の空気を飲み込み、ゲップもひどくなるという悪循環に陥ってしまうんですね。

ひどい場合には、うつ症状に発展することもありますから、なるべく早い対処が必要となります。

具体的な対処法は?


太郎(右)

機能性ディスペプシアと空気嚥下症の特徴はわかりましたが、具体的にはどうやって対処すればいいんでしょうか?



一男(先生)

ストレスを解消することも大事なのですが、まずは病状をハッキリさせるためにも病院で診てもらうようにしましょう




スポンサーリンク


機能性ディスペプシアも空気嚥下症も、ストレスが大きく関係していることは間違いないと思われますが、だからと言ってそんなに簡単にストレスがなくせるわけでもありません。

また、ときには機能性ディスペプシアと空気嚥下症以外の病気が原因になっている可能性も考えられますから、まずは病院で診てもらうほうが良いでしょう。

何科に行けばいいのか迷うかもしれませんが、基本的に胃の症状ですから、まずは『消化器内科』で診てもらいましょう。

機能性ディスペプシアであれば、状況に応じて投薬治療も行われるようです。

ただ、機能性ディスペプシアはわかっていないことも多く、薬の効き目にも個人差があるようですので、気長に治療する必要があることは覚えておきましょう。

あまり回復を急ぎすぎると、「なかなか治らない」とかえってストレスが溜まることもあります。

お医者さんの指示に従って、根気よく治療を続けましょう。

空気嚥下症の場合も、食道や胃に異常がないことを確認してもらう必要がありますから、まずは消化器内科に行くと良いでしょう。

その上で、『心療内科』などを紹介されることが多いようです。

いずれにしても、自分だけの判断では適切な処置につながらないことも多いですから、必ず病院で相談するようにしてください。



終わりに


胃のむかつきとゲップがひどいときに、どんな病気の可能性があるのかということをお話してきました。

もっとも可能性が高いのが

  • 機能性ディスペプシア
  • 空気嚥下症(くうきえんげしょう)

という2つの病気でしたね。

どちらもストレスが大きく関係していると言われています。

ですから、ストレスを上手に解消することができれば症状も軽くなるはずですが、自分だけで判断するのは危険な場合が多いものです。

まずは、消化器内科などで診てもらいましょう。

胃のむかつきとゲップの原因がハッキリすれば、対処法も自ずとわかってきます。

思い込みで判断するのではなく、お医者さんに相談して、適切な処置をしていきましょう。






スポンサーリンク