「なんだか最近、特に原因には心あたりがないのに、胃のむかつきが続いている、これって何かの病気かな・・・」

胃のむかつき自体は、多くの人が日常的に感じる症状とも言えますが、特にハッキリした原因もないのに、それが長く続くとなると、心配になってきますよね。

現代人は、自覚がなくてもストレスにさらされやすいものです。

そして、胃というのはストレスの影響を一番受けやすい臓器の一つですから、いつの間にか病気になってしまっているという可能性もないわけではありません。

私も胃のむかつきには悩まされたほうなんですが、その経験から言わせてもらうと、なるべく早いうちに対処しておくほうが良いですよ。

放置していると、どんどん症状がひどくなっていくこともありますからね。

そこで今回は、胃のむかつきが続く場合に、原因となっている可能性が高い病気についてお話していきます。

基本的な対処法なども一緒にお話していきますから、ぜひ参考にして、早いうちに不快な症状を解消してくださいね。

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胃のむかつきが続く場合の原因とは?


太郎(右)

特に暴飲暴食したわけでもないのに、ずっとむかつきが続くんです。これって何かの病気でしょうか?



一男(先生)

可能性としてはいろんな原因が考えられますが、最近注目されているものとして『機能性ディスペプシア』という病気があります



太郎(右)

機能性ディスペプシアですか?



一男(先生)

はい、昔は『神経性胃炎』とも呼ばれていたものです。詳しく説明していきましょう



胃のむかつきが続く~その原因はこんな病気かもしれません

機能性ディスペプシアとは?


『機能性ディスペプシア』という名前自体は、あまり聞き慣れないものかもしれません。

以前は『神経性胃炎』と診断されていたものなのですが、“胃炎”であるなら、その名の通り、胃に炎症が起こっていることが条件となります。

ところが、内視鏡などで検査をしても炎症などのハッキリした異常が見つからないのに、胃のむかつきが続くといった症状だけが起こっているケースがよく見られるようになってきたんですね。

そこで、「胃炎と呼ぶのはおかしいだろう」ということになり、機能性ディスペプシアと呼び方が使われるようになりました。

ちなみに“ディスペプシア”とは、直訳すると“消化不良”のことなんですが、この場合には胃や十二指腸の様々な症状を指す言葉として使われているようです。



昔は“気のせい”で片付けられていた?


さっきもお話したとおり、機能性ディスペプシアの場合、内視鏡検査をしてもハッキリした異常は見つかりません。

そのため、お医者さんで見てもらっても「まぁ、気のせいでしょう」とか、「しばらくしたら治りますよ」という診断しかしてもらえないケースもあったようです。

検査で異常が見つからないのですから、お医者さんとしてもそう言うしかなかったのかもしれませんね。

ですが、最近ではそれも見直され、物理的な以上が認められなくても病気だという診断がくだされるようになってきました。

機能性ディスペプシアの特徴


食べ過ぎや飲み過ぎなどによる、一時的な胃のむかつきは機能性ディスペプシアには含まれません。

機能性ディスペプシアは慢性的な病気ですので、一定期間以上続いている場合に当てはまります。

一定期間がどのくらいなのかについては個人差もありますが、週に数回の胃のむかつきが3ヶ月以上断続的に続くようであれば、機能性ディスペプシアの可能性が高いといえます。

胃のむかつきの他に

  • みぞおちの辺りが痛くなる
  • ちょっとの量ですぐに満腹になる
  • 胸焼けがする
  • 胃の辺りになんとなく違和感がある

などの症状も見られるようです。

機能性ディスペプシアになりやすい人は・・・


この機能性ディスペプシア、一説によると日本人の4~8人に1人はかかっているとも言われていて、決して特別な病気ではありません。

また、機能性ディスペプシアになりやすい人の特徴として、“几帳面な人”“普段から周囲に気を遣う人”が多いということが挙げられます。

つまり、これを端的に言うと『ストレスが影響を及ぼしている可能性が高い』ということですね。

他に、食生活の乱れや、ときにピロリ菌の感染なども原因となることがあるようですが、ストレスによる影響が一番多いというのが、今のところの主な見解のようです。

どんな風に対処すればいい?


太郎(右)

ストレスが原因だったら、なるべくストレスを溜めないような生活をしていけば治せるんですか?



一男(先生)

原理としてはそういうことになりますが、実際問題としてストレスを溜めないことはそんなに簡単ではありませんよね



太郎(右)

たしかにそうですね



一男(先生)

今では機能性ディスペプシアの治療法も進んでいますので、まずは病院で診てもらうようにしましょう



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できるだけストレスを溜めないような生活を心がけることは大切ですが、今までだってストレスを溜めようと思っていたわけではありませんよね。

にも関わらず、ストレスの影響を受けて機能性ディスペプシアになったのであれば、ことはそんなに単純ではありません。

「今日からストレスを溜めないぞ!」と思ったらすぐに解消できるというものではありませんので、まずは病院で診てもらうほうが良いでしょう。

機能性ディスペプシアの場合、消化器内科で診てもらうのが一般的です。

必要に応じて、消化管の運動を改善する薬や、胃酸の分泌を抑制する薬などを投与してくれることもあるようですよ。

また、機能性ディスペプシアだと思っていても、もしかしたら別の病気の可能性もないわけではありませんから、あまり自分だけの判断で決めつけないことも大切ですね。

正確に判断して、適切な対処ができるように、まずは病院で専門の先生に相談してみましょう。



終わりに


胃のむかつきが続く場合に、原因となっている可能性が高い病気についてお話してきました。

もっとも可能性が高いのが『機能性ディスペプシア』という病気ですね。

この場合、

  • 胃のむかつき
  • みぞおちの辺りが痛くなる
  • ちょっとの量ですぐに満腹になる
  • 胸焼けがする
  • 胃の辺りになんとなく違和感がある

などの症状が見られます。

主な原因はストレスとされていますから、できるだけストレスを溜めないような生活を心がけることは大切ですが、まずは消化器内科などで診察を受けるようにしてください。

専門医の診察を受ければ、必要な治療の他に、効果的なアドバイスもしてもらえるはずです。

それらを実践して、早く不快な症状を改善してくださいね。








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