学生時代なら、先輩・後輩の関係と言うのは、よほど特殊な事情がない限り、年齢とイコールです。

でも、職場となると、年下の先輩や年上の後輩と一緒に仕事をするという場面も、少なからず出てくるものです。

そんなときに、どう話したらいいのか、迷ってしまいますよね。

先輩であることは間違いないんだから、タメ口で話すのは失礼な気がするし、かといって年下の人に敬語を使うというのも、何だか抵抗がある。

私自身、年下の先輩とも、年上の後輩とも仕事をした経験がありますので、その気持ちは、よくわかります。

そこで、私の経験も踏まえながら、年下の先輩と話すときの言葉遣いについて、ヒントになりそうなことをお話していきます。

割と役立つ話になると思いますから、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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年齢を取るか、キャリアを取るか


最初に私自身の結論をお話しておくと、たとえ年下であっても、職場の先輩にはタメ口ではなく敬語を使うべきだと思っています。

というのも、職場というのは文字通り仕事をする場所ですから、年齢よりもキャリアを優先して考えるというのがプロとしての考え方だと思うからです。

プロなんて言うと大げさに感じる人もいるかもしれませんが、その仕事でお金をもらっている以上、プロ意識を持つことは大切です。

そして、そのプロとして自分よりも早くから実績を積んでいるのであれば、やはり敬意を持って接することが必要でしょう。

そう考えると、タメ口で話すというのは、プロ意識の欠如ということにもつながるかもしれません。

年下の先輩はタメ口で話してもいい?やっぱり敬語を使うべき?

年下でも敬語で話す場面は多いもの


先輩と後輩という関係で考えるから抵抗があるかもしれませんが、別の状況であれば年下の相手でも敬語で話すということはよくあるものです。

例えば、相手が仕事上のお客さんだったらどうでしょう?

よっぽど小さな子供だったら話は別ですが、多少年下というくらいなら間違いなく敬語で話しかけるはずです。

それは、ファーストフードやカラオケボックスの店員さんたちも、みんなやっていることですよね。

バイトで働いている人でも、自分が20代だからといって10代のお客さんにタメ口で話すなんてことはあり得ません。

もしいたとしたら、それはプロ意識が欠けているということになりますね。

彼らは年下のお客さんと敬語で話すことに抵抗があるかというと、そこは“仕事として”完全に割り切っているはずです。

この、仕事としての割り切りが、言ってみればプロ意識ということになるでしょう。



先輩の立場でも考えてみる


私自身、年下の先輩として、年上の後輩と仕事をした経験があるのですが、いくら年上だからといってもタメ口で話しかけられてきたら、決していい気はしないものです。

逆に、年齢にはこだわらず、仕事の先輩としてキチンと敬語を使うような後輩には、自然と好感を持つというのも確かです。

仕事を進めていくうえで、先輩に気に入られるのと、そうでないのとでは、どちらのほうが有利なのかは言うまでもないでしょう。

別に先輩のご機嫌を取る必要はないのですが、お互いに気持ちよく仕事ができるように配慮することは大切ですよね。

その場合、後輩という立場を考えれば、たとえ年下でも先輩を立てるようにするというのは大事なことだと思いますよ。

親しみを表すためのタメ口は?


「先輩を立てることが必要なのはわかるけど、敬語で話していると親しくなれない気がする」という人もいるかもしれませんね。

確かに、敬語で話すよりもタメ口で話すほうが、心理的な距離は縮まると思います。

もし、どうしてもその先輩と親しくなるためにタメ口で話したいというのなら、飲みに行ったときや一緒に遊びに行ったときなど、仕事を離れた場所を選ぶようにしましょう。

つまり、仕事のときにはプロに徹し、それ以外の場所では友達として付き合うという感覚ですね。

ただし、これは先輩のほうが、そういう接し方を認めてくれる場合に限りますので注意しておいてください。

また、先輩が認めてくれたとしても、全面的にタメ口と言うのは考えものです。

たとえ仕事を離れているときであっても、基本的には敬語で話すようにし、ところどころでタメ口を使うくらいの感覚を持っておくほうが良いでしょう。

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自分が年下の先輩になった場合は?


これまでお話してきたのとは逆に、自分が年下の先輩になった場合、つまり年上の後輩を持ったときも話し方には迷ってしまうと思います。

いくらプロに徹するとは言っても、年上の人にあまり偉そうな言い方をするのは抵抗がありますからね。

私自身は、相手が後輩でも年上であれば、丁寧語を使うようにしていました。

さすがに後輩を相手に敬語で話すというのはおかしいですからね。

そのときの後輩との会話は、だいたいこんな感じでしたよ。


太郎(左)

先輩、この仕事について指示をいただけますでしょうか?



一ノ助

あぁ、その仕事は○○のように処理しておいてください



太郎(左)

承知いたしました。では、そのように処理しておきます



一ノ助

お願いしますね




丁寧なんですけど、ちょっとフランクな感じですね。

もっとも、これは後輩のほうが、年下でも私のことを先輩として立ててくれているからできたことでもあります。

もし、後輩がタメ口で話すようなヤツだったら、私ももっと厳しく接していたかもしれません。

終わりに


年下の先輩と話すときに、タメ口でいいのか、それとも敬語を使うべきなのかを迷っている人のために、私の経験を踏まえてお話してきましたが、いかがでしたか?

私自身は、

  • 職場であれば年齢よりキャリアを優先すべき
  • 多少、抵抗があったとしてもプロに徹する
  • 先輩の立場で考えてみて配慮する

というような理由から、たとえ年下でも先輩であればタメ口ではなく敬語を使うべきだと考えています。

もし、敬語では堅苦しいので親しくなるためにタメ口で話したいとしても、それは仕事を離れた場所で部分的に使うべきでしょう。

ただし、これはあくまでも職場の先輩・後輩の関係の場合ですので、趣味のサークルなどであれば話は変わってきます。

その場合は、お互いに抵抗がないのであればタメ口で話せば良いでしょう。

でも、職場の場合は仕事をすることが前提ですので、プロに徹するという意識は大切だと思います。

その方が、タメ口で話すよりも遥かに良い関係性が築けると思いますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。






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