後輩のタメ口というものは、先輩にとって、どうしても気になります。

私自身は、学生時代の部活経験から、後輩がタメ口で話してくるなんて絶対に許せないので必ず指摘してしまいますが、なかなか注意するのが難しいという人も少なくないでょう。

下手に注意すると、後輩から嫌われたり、反発されたりしてやりにくくなります、後々の仕事に悪影響が及んでしまうこともありますからね。

ですから、できるなら効果的な注意の仕方を知りたいと思っているのではありませんか?

では、たくさんの後輩に注意し、数多くの失敗も経験してきた私が、後輩のタメ口を注意するときのコツについてお話していきましょう。

もちろん、ただ失敗してきただけでなく、その失敗から色んなことを学んでいますので、きっと参考にしていただけると思いますよ。

しっかりと、読み進めてみてくださいね。

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大切なのは意味を理解させること


後輩に注意するときに、絶対にやってはいけないのが『頭ごなしに叱る』ということです。

特に、今の若い世代の人達は、頭ごなしに叱られても反発したりスネたりするだけで、注意されたことを改善しようと思わない傾向が強いようですよ。

でも、先輩であるあなたにしてみれば、「後輩なのに先輩や上司にタメ口で話しかけるなんて非常識なんだから、叱られても当然だ」と思うことでしょう。

その点に関しては、私も賛成です。

しかし、後輩である彼らには、そこがわかっていないんです。

後輩のタメ口を注意するときのコツ~ここに気をつけましょう

先輩にタメ口で話して、何が悪いの?


当初は私も信じられませんでしたが、タメ口で話してくる後輩たちは、それが先輩や上司に対して失礼なことだとは思っていないんです。

中には、親しみや好意を表しているつもりでタメ口をきいてくる後輩もいるほどなんですね。

先輩である、あなたのことが好きでタメ口で話しかけてくる後輩に、「そんな口のきき方をするな!」と頭ごなしに叱っても、彼らは混乱するだけです。

「なぜ親しみを込めて話しかけたら叱られるんだろう?」という疑問から始まり、段々と先輩に対する印象が屈折していくことも少なくありません。


一男(普通)

なんだよ、先輩風ばっかり吹かせて



一男(普通)

言葉遣いくらいでガミガミ言って、石頭なんだから



一男(普通)

いつも怒ってばっかりで、やりきれないよ



一男(普通)

ホント、うざい先輩




などなど、後輩である彼らの頭のなかには、愚痴しか浮かんでこなくなるでしょう。

それもこれも、意味を理解していないからなんですね。



タメ口が非常識なことだと教えてあげる


簡単に言うと、タメ口で話すことを悪いとは思っていないわけですから、まずはそれが非常識なことだと教えてあげる必要があります。

特に、学生時代を終えたばかりの新入社員には、これを教えることが重要です。

学校では、ほとんど敬語を使うことがなかったという人も増えてきていますからね。

社会では敬語を使うことが“大人としてのルール”であり、タメ口で話すということが“子供っぽく、みっともないこと”だと教えてあげましょう。

ただし、一度や二度でわかることでもありませんから、辛抱強く教えることが大切です。

効果的なのは、タメ口が“みっともない”ということをわからせてあげることです。

若い世代ほど、みっともないことは嫌がりますから、それを上手に利用していきましょう。

自分自身のためだと教えてあげる


例えば、後輩があなたにタメ口で話しかけてきたとき。

あなたがタメ口で話されて不快に感じたことを注意しても逆効果です。

「先輩であるオレに対してタメ口で話すなんて失礼だろ!」という口調で叱っても、後輩には何も響かないでしょう。

せいぜい、「そんなことで怒るなんて、器の小さい先輩だな」と思われるのが関の山です。

そうではなく、タメ口を使うことが、その後輩自身にとってマイナスになってしまうことを叱ってあげましょう。

「そんな口の聞き方をしていると、お前が一人前の社会人として認められないんだぞ!」というニュアンスで叱ることが大切です。

つまり後輩が、「先輩は自分のための叱ってくれている」と感じられるように注意することが必要なんですね。

「自分のためなんだ」ということがわかれば、後輩もタメ口を直そうという努力を自然に始めるようになります。

そして、そのことを注意してくれた先輩に対して当然のように、尊敬の念を持つようになるものです。

ですから、ぜひ後輩自身のために注意してあげるということを忘れないようにしてください。

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後輩に代わって謝ってあげる


これは別の記事でもお話したことですが、上司や得意先などに対して後輩がタメ口をきいてしまった場合には、先輩であるあなたが謝ってあげましょう。

「私の指導が行き届かず、申し訳ありませんでした」というあなたの一言で、後輩は必ず何かに気づくものです。

後輩に代わって謝るあなたの姿を見て、「本当なら自分が謝らなきゃいけないのに先輩が謝ってくれている。先輩は自分のことを考えてくれている」と感じるようになるでしょう。

あなたの、そんな姿勢が伝わったら、後輩の言葉遣いは自然と変わってくるものです。

これは、私の経験上、ほぼ間違いありません。

ぜひ、意識しておいてくださいね。

終わりに


後輩のタメ口を注意したいけど、どう指摘すればいいのかわからないという人のために、私の経験を踏まえたうえでのコツをお話してきました。

いかがでしたか?

先輩や上司にタメ口で話しかけてくる後輩のほとんどは、それが悪いことだとは思っていません。

ですから、それを気づかせてあげることが必要なんですね。

特に重要なのは、

  • タメ口が非常識なことだと教えてあげる
  • タメ口を直すことが自分自身のためだと教えてあげる
  • タメ口を使ったら後輩に代わって謝ってあげる

という3点です。

先輩であるあなたが、自分のプライドのために叱っても、後輩には何も響きません。

しかし、後輩自身のことを思って注意し続けていると、その気持ちは必ず後輩にもつながるものです。

一度言えばすぐに分かるというものではありませんが、辛抱強く接していれば突破口は開けるものですよ。

そして、後輩との間に自然な信頼関係も生まれてきます。

そうなれば、仕事もずいぶんスムーズに進められるようになってきますから、ぜひ後輩自身のことを考えて注意してあげられる先輩になってくださいね。





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