男性か女性かを問わず、働いていると必ず悩まされるのが上司との関係。

きっとあなたも、嫌な上司イライラする日々を送っているのではないでしょうか?

私自身も若い頃には上司との関係に悩んでいたことは別の記事でもお話していますが、その悩みを解決するまでの過程で、何人かの人たちに相談に乗ってもらいました。

主に相手は信頼できる先輩で、それぞれに言われることはもっともですし説得力もあるのですが、なかなかそれを素直に聞くだけの心のゆとりが私になかったことも思い出します。

言ってみれば、『理屈ではわかるものの感情的に納得できない』という状態だったんですね。

もしかしたら、あなたにもそんな部分があるのではないでしょうか?

人からのアドバイスや、助けになりそうな本を読んでみても、なかなか素直に受け入れられないようであれば、これからお話する私の体験談を参考にしてみてください。

きっと役立つと思いますから。

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理屈でわかっても感情では我慢できない!


私が20代後半の頃の上司は、本当にダメな人でした。

絵に描いたようなダメ上司で、「本当にこんな人がいるのか?」と思うほどのダメっぷりを毎日のように披露してくれていたものです。

仕事はできないし部下からも信頼されていない、「こんな上司の下で働かなくちゃいけないなんて地獄以外の何ものでもない」とまで思ったほどでしたよ。

で、いろんな先輩に相談してみたわけです。

上司にイライラしたときの対処法!私が先輩から教わったこと

先輩たちとの会話


まずは、同じ課のA先輩に相談してみました。

そのときの会話を再現してみますね。


一ノ助(左)

あの~、A先輩、相談があるんですけど・・・



太郎(右)

ん?どうした?



一ノ助(左)

実は、○○課長のことなんですけど、あの人のダメっぷりを見ていると、オレ、我慢できないんですよ



太郎(右)

ははは、まぁ気持ちはわかるけど課長だって人間なんだから、ダメなところもあるさ。そんなにイライラするなよ



一ノ助(左)

でも、仕事の指示もいい加減ですし、手柄は横取りして責任は部下に押し付けるなんて最悪じゃないですか



太郎(右)

しばらくしたら、あんなヤツどっかに飛ばされるから、それまで我慢してろ




・・・と、こんな調子でした。

まぁ確かに、2~3年に1回は配置転換や転勤もありましたから、それまでの間だけ我慢していればいいというのがサラリーマン的な考え方なのかもしれません。

でも、当時の私は、それでは我慢しきれなかったんですね。

そこでまた、別のB先輩にも相談してみました。


一ノ助(左)

○○課長のやり方が我慢できないんですよ。どうしたら良いんでしょう?



太郎(右)

そんなにイライラしたってしょうがないから、まずは気持ちを落ち着けて。するといい考えも浮かんでくるさ




そりゃそうなんでしょうが、気持ちが落ち着かないから相談しているんです(笑)

正直言って、あまり相談しても納得できるような答えを得ることはできませんでした。



そのとき言われたアドバイス


多くの先輩から言われたのは、大体次のようなものでした。

  • 配置転換や転勤まで我慢していればいい
  • ダメ上司の言うことなんて聞き流しておけばいい
  • できるだけ近づかないようにしておけ
  • 給料分だけ仕事をして、後は文句を言うな

などなど、私にしてみれば消極的なアドバイスがほとんどで、正直なところガッカリしたものです。

中には、「人間なんてそんなものだから、その上司を許すくらいの大きな心を持ちなさい」と、聖人君子のようなアドバイスをしてくれた先輩もいましたが、とてもそんな気持ちにはなれません。

だってこっちは、ダメ上司にイライラして腹が立っているんですから。

でも、その後に相談したある先輩の一言で、ちょっと私のものの見方が変わったんです。

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私を変えた先輩の一言


「どの先輩も、本当に納得できるようなアドバイスはしてくれないな」と思いながらも、最後にもう一人だけ、と言うつもりで相談したのがC先輩でした。

そのときの会話を再現してみます。


一ノ助(左)

先輩、○○課長のことが我慢できないんですけど、どうしたら良いと思います?



太郎(右)

どうしたらって、お前はどうしたいんだ?



一ノ助(左)

そりゃ、あんなムカつく上司、とっちめてやりたいですよ



太郎(右)

なんで?



一ノ助(左)

だって、部下の手柄は横取りして、悪いことは全部押し付けてくるようなヒドいやつなんですよ



太郎(右)

じゃあ、お前の“とっちめてやりたい”って言う気持ちはヒドいことじゃないのか?



一ノ助(左)

そりゃ、悪いのは○○課長の方なんだから、オレは悪くないっすヨ



太郎(右)

でも、結局お前は仕返ししたいだけなんだろ?



一ノ助(左)

仕返しと言われれば仕返しですけど・・・



太郎(右)

確かに○○課長は良くないけど、だからといって仕返しなんかしたら、お前もあの人と同じレベルで喧嘩することになるぞ



一ノ助(左)

同じレベルですか・・・?



太郎(右)

大人が本気で子どもと喧嘩できるか?喧嘩できるっていうのは、同じレベルっていう証拠なんだよ。お前はあの課長と同じレベルになりたいの?



一ノ助(左)

絶対にイヤです!




と、私は即答していました(笑)

まだ上司に対してイライラしていましたし、感情的に納得できない部分も残ってはいたのですが、「あの上司と同じレベルにはなりたくない!」という気持ちから、ちょっと自分を改めるようにしたんです。

それ以降、上司がおかしなことを言い出しても「この人はオレより年上の子供なんだ」と思うようにして、できるだけ冷静に対処するようにしました。

すると、不思議と腹が立つことも少なくなるんですよね。

だって、子供のやっていることなんですから。

その後は、私もイライラすることが少なくなり、仕事でもそれなりの実績を出せるようになりました。

そして、いつの間にかそのダメ上司も窓際へと追いやられていったんですよね。

私が仕返ししなくても、会社がちゃんとその上司の正体を見抜いてくれていたみたいです。

終わりに


上司にイライラしているときの対処法は色々とありますが、人からどんなアドバイスをされても素直に受け取れないという場合も少なからずあると思います。

それは、感情的に納得できないからなんですね。

逆に言うと、感情的に納得できてさえいれば、問題の大半が解決してしまいます。

そこで、私が先輩から教わり、さらにあなたへと伝えたい一番のポイントをまとめると、次のようになります。

  • 嫌な上司と同じレベルに立たない
  • ダメ上司は年上の子供だと思う

だいたい同じ意味ですが、私は上司の態度にイライラしそうになったら、この2つを思い浮かべるようにしました。

C先輩が教えてくれたように、大人が本気で子供と喧嘩することはできません。

ダメ上司というのは、人間的に成長していない子供なのですから、そのことを知って、あなたは大人として対処していきましょう。

あまり具体的な対処法ではないかもしれませんが、どんなテクニックよりも気持ちが落ち着きますし、効果も高いですから、ぜひ覚えておいてくださいね。





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