コロン“:”とセミコロン“;”は、英文の中でも使い方が難しい記号の一つです。

実は英語を母国語としていても、あまり使い分けができていない人もいるそうですから、その難しさは筋金入りといえるかもしれませんね。

ですが、使い方の基本的な法則は存在しますから、それを理解しておくと迷うことも少なくなるでしょう。

そこで今回は、この難解なコロンとセミコロンの使い方に焦点を当てていきたいと思います。

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コロンの基本的な使い方


コロン“:”の使い方にもいくつかのパターンがありますが、まずは『引用』として使われることも多くあります。

例えば、直接セリフなどの会話文を引用するような場合に、その引用する文の手前に置きます。

She listened at the music and exclaimed: “What a beautiful melody!”
(彼女は音楽を聴いて驚いた。「なんて美しいメロディなの!」)

また、『言い換え』として使われることもよくあります。

「A: B」と書かれていれば、「Aは、つまりBです」または「Aは、言い換えるとBです」という意味合いですね。

よく見かけるのは映画のタイトルなどで「メインタイトル:サブタイトル」というような使い方です。

これは英語に限らず日本語でもよく見かけるものといえるでしょう。

コロンとセミコロンの使い方~これを知っていれば大丈夫!

セミコロンの基本的な使い方


英語でのセミコロン“;”の位置づけは、「強いコンマ “ ,”」または「弱いピリオド “.”」と言われています。

つまり、文法上の区切りではあるものの、ピリオドで締めくくるほどではなく、かと言ってコンマでは弱いというときにセミコロンを使うわけですね。

また、セミコロンは文の内容によって、因果関係を表すこともありますし、順接や逆接として使われることもありますので、コロンに比べると複雑な記号とも言えるでしょう。

2つの文の関連性が強く、ピリオドで区切ってしまうのではなく1つの文としてまとめたいときに使うのですが、こちらはかなり英語の熟練が求められる記号ですね。

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英語以外での使い方


コロン“:”は日本語でも使われることがありますが、言語を問わずよく見かけるのは時刻を表す場合です。

例えば、12時35分を12:35と表すことはよくありますね。

また、会話文などの場合に、人名と会話の内容を区切る記号としても使われます。

Aさんこんにちは。
Bさんお元気ですか?

このような形で、区切りの記号として使われることは多いですね。

これに対してセミコロン“;”は、あまり日本語では使われていません。

ただし、顔文字では「^^;」「(;_;)」などでよく用いられていますから、実際には目にしていることも多いといえるでしょう。

また、コンピュータのプログラム言語ではセミコロンが文の終わりを表しますので、プログラマーの方はよく見ていますね。

さらに珍しいところで、その昔、文部省が定めた指針によると、コロン“:”大きな区切りに、セミコロン“;”小さな区切りに、それぞれ用いるものとされています。

終わりに


コロンとセミコロンの使い方について、それぞれの特徴を見てきました。

元々が英文に使われる記号ですので、日本人には馴染みがありませんが、何となくでも使い方の違いをお分かりいただけましたでしょうか?

ニュアンスとしては意外と、昔に文部省が定めたというコロン“:”大きな区切りで、セミコロン“;”小さな区切りというものが一番近いかもしれません。

ただし、区切りとは言っても、意味がつながっている場合になりますから注意は必要です。

英文で、この2つの記号を使い分けるには、そもそもの英語力も要求されますから、トータルで英語の勉強をしっかりすることが一番のポイントと言えそうでね。

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