回転性めまいといえば、その名の通り目の前がぐるぐると回っているように感じる症状のものですね。

ひどい場合には立っていることさえ難しくなることもあるほど激しい症状に見舞われることもありますが、その原因がどこにあるのかを特定するのは意外と難しいものです。

というのも、めまい自体が様々な病気などのために発生するので、可能性はいろいろ考えられるのです。

ですが、主な症状を見ていけば、ある程度のところまで分類することはできます。

すると、どんな対処をすればいいのかも見えてきますから、この分類はとても大切といえるわけなんですね。

そこで今回は、こんな症状のときには、こんな対処をすれば良いという、回転性めまいの分類法についてお話していきます。

ぜひ参考にしてみてください。

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ポイントは、めまい以外の症状


回転性めまいで、目が回るのは当然なのですが、ポイントはそれ以外にどんな症状があるのかということです。

まずは吐き気が挙げられますが、これはめまいに襲われるとセットで起こることが多い症状のため、あまり参考にはなりません。

では、何が参考になるのかというと、『耳鳴りや難聴を伴うかどうか』というところです。

というのも、回転性めまいの多くは耳のトラブルが原因だとされています。

平衡感覚を司っているのは内耳ですから、ここにトラブルがあるとめまいが起きるというのは納得しやすいと思います。

さらに、その耳のトラブルを分類するポイントが『耳鳴りや難聴を伴うかどうか』ということなのです。

回転性めまい~症状でめまいのタイプが分類できる

耳鳴りや難聴を伴う場合


回転性めまいだけでなく、“キーン“とか“ジー”というような耳鳴りや、片方の耳が全く聞こえなかったり聞こえにくかったりなどの難聴を伴うケースがあります。

この場合には、

  • メニエール病
  • 突発性難聴
  • 外リンパ瘻

などの可能性が考えられます。

1つ目の『メニエール病』は、内耳が“内リンパ状態”と呼ばれる水ぶくれのような状態になる病気です。

原因はまだ不明ですが、ストレスが関係していることは確かなようです。

ですから、ゆっくり休むことや気持ちをリフレッシュすることが効果的とされていますが、まずは耳鼻科を受診するようにしましょう。

2つ目の『突発性難聴』は、その名の通り急に音が聞こえなくなるという病気です。

難聴の程度が強く、全く音が聞こえなくなることも少なくありません。

ウイルスの感染や内耳の血流障害が原因と言われていますが、やはりストレスも関係しているようです。

早期治療が大切ですので、できるだけ早く耳鼻科を受診しましょう。

最後の『外リンパ瘻』は、くしゃみや咳などで中耳の外リンパ液が漏れてしまう病気です。

急に力んだり、ときには鼻をかんだだけで発症することもあります。

これも、やはり耳鼻科での診察が必要ですので、早目に病院で診てもらいましょう。

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耳鳴りや難聴を伴わない場合


耳鳴りや難聴を伴わない回転性めまいは、

  • 良性発作性頭位めまい症
  • 前庭神経炎

の可能性が高いといえるでしょう。

『良性発作性頭位めまい症』は、内耳にある“耳石”が何らかの理由で剥がれ、平衡感覚を混乱させることで起こります。

この場合は“頭位治療”と呼ばれる方法で、剥がれた耳石を外に出す必要があります。

また、『前庭神経炎』はウィルスが原因と考えられていますが、詳細はまだわかっていません。

投薬治療が行われますが、症状がひどい場合には入院が必要なこともあります。

いずれの場合も、早期治療が必要ですので速やかに耳鼻科を受診しましょう。


終わりに


回転性めまいのタイプを、症状から分類するポイントについてお話してきました。

耳鳴りや難聴を伴うかどうかで、ある程度の目星は付けられますので参考にしてください。

ただし、きちんとした対処は病院でないとできませんので、必ず耳鼻科を受診して適切な処置を受けるようにしてくださいね。

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