物忘れをすることは誰にでもあることですが、それが認知症によるものだとしたら問題です。

ある程度の年齢を過ぎると認知症になる可能性もありますから、できることなら早いうちに対処しておきたいものですね。

ただ、初期の認知症の場合、正常な物忘れとの区別がつかないケースも少なくありません。

「単に忘れっぽくなっただけだろう」と軽く考えていたら認知症が進行していたということもありますから、注意はしておくほうが良いでしょう。

そこで今回は、認知症なのか、それとも単なる物忘れなのか?そこを見極めるためのチェックポイントをご紹介していきたいと思います。

ご自身で、あるいはご家族の方に試してもらって、判断する助けとして活用してください。

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日常生活の中でのチェックポイント


まずは日常的な物忘れについてチェックしていきましょう。

ここに挙げている項目は特に深刻なものではなく、普通の物忘れの範疇に収まっているものですが、あまりにも多いようであれば認知症の可能性も考えられます。

いくつ該当するのか、チェックしてみてください。

  1. 知っている人の名前が出てこないことが多い
  2. いつも使っているものをしまった場所を忘れてしまう
  3. 今、何をしていたのか忘れることがある
  4. 書こうとしていた漢字が思い出せなくなる
  5. 気づかずに同じ話を繰り返している
  6. 電化製品などの説明書を読むのが面倒
  7. 服装などに無頓着になってきた
  8. 外出したくない
  9. 特に理由はないが落ち込んでしまう
  10. 物をなくすと人のせいにする

該当する項目が4個以内なら正常といえるでしょう。

5~6個であれば要注意、7個以上であれば認知症の初期症状が出ている可能性もありますので、一度病院で診てもらいましょう。

このチェックは、あくまでも目安ですから必ずしも正確とは限りませんが、診察を受けて問題がなければより安心ですので、気になる場合は病院へ行ってみてください。

認知症なのか物忘れなのか?チェックポイントはここです

認知症の兆候は?


基本的なチェックポイントは先ほどのとおりですが、他にも認知症の兆候として、よく見られるものがありますのでご紹介しておきましょう。

主なものとして、次のようなものが挙げられます。

  • 短期的な記憶が残らない
  • 場所や時間がわからない
  • 性格が変わる
  • 被害妄想が強くなる

順に見ていきましょう。

1つ目の『短期的な記憶が残らない』というのは、認知症の大きな特徴といえるものです。

昔のことはよく覚えているのに、ついさっきのことを忘れてしまう場合は認知症を疑いましょう。

例えば、食事をしたばかりなのに食べたことを忘れるというのは、よく聞く話ですね。

また、今切ったばかりの電話の相手がわからなくなったり、同じ話を繰り返すというのも短期的な記憶が残らないことに関連しています。

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2つ目の『場所や時間がわからない』というのは、今日の日付がわからない、あるいは今どこにいるのかわからないという形であらわれてくるものです。

日付がわからないくらいなら、まだ大丈夫ですが、曜日がわからなくなってきたら注意しておきましょう。

3つ目の『性格が変わる』と4つ目の『被害妄想が強くなる』というのは関連しているのですが、人に陥れられているという被害妄想から、性格が攻撃的になることもよくあります。

何でも人のせいにするようになったら、認知症の初期症状を疑ったほうが良いかもしれませんね。

終わりに


認知症なのか、単なる物忘れなのかを見極めるためのチェックポイントをご紹介してきました。

物忘れは誰にでもあることですから、必要以上に心配することはないのですが、ついさっきのことが思い出せなくなってきたら注意しておきましょう。

アルツハイマーの場合は病気として進行していきますが、そうでなければ脳を積極的に使うことで活性化させることは可能です。

そのためには人と話すことなども良い刺激になりますので、人間関係を大切にして、朗らかに過ごしていきましょう。

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