「高速道路で運転するのが苦手で・・・」という方をよくお見かけします。
確かに、高速道路には一般道とは違うルールもありますし、何よりもスピードを出して走るわけですから、苦手意識を持ちやすいのは無理もないことかもしれません。
ですが、本当に高速道路での運転が苦手という人は意外に少ないものなのです。
実際には、苦手だという“思い込み”が原因となっていることが多く、その思い込みさえ外してしまえば驚くほど楽に走れるようになるものです。
そこで今回は、高速道路が苦手だという思い込みを外し、恐怖感を克服するためのコツをお話していきましょう。
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実は意外と走りやすい高速道路
高速道路が苦手だという人は、よく次のようなことを理由として持ち出します。
- スピードを出すのが怖い
- 車線変更が難しい
- 他の車にあおられる
- 料金所で迷いやすい
他にもあるかもしれませんが、大体この辺りが代表的なものでしょう。
中でも、1つ目の“スピードを出すのが怖い”というのが、もっとも大きな理由だと思います。
ですが、高速道路には次のような利点もあるのです。
- スピードを出せるので行動範囲が広げられる
- 信号がなく道路も整備されているため快適に走れる
- 歩行者や自転車などが飛び出してくる心配がない
- パーキングエリアやサービスエリアで休憩ができる
要は自動車専用の道路ならではメリットがあるということですね。
これらを見ていると、常に歩行者や自転車が飛び出してくる可能性がある一般道よりも、高速道路の方が安全だという側面があることもお分かりいただけると思います。
もちろんスピードを出すからこその危険性もあるのですが、そこにさえ気をつけておけば一般道よりも走りやすいのが高速道路ですので、まずはこのメリットをよく確認しておきましょう。

走る前の準備を念入りに
とはいえ、慣れないところを走るときに緊張するというのは自然なことです。
特に初心者のドライバーさんにとっては、車を運転するだけでも大変ですから、なるべく他の心配事は少なくしておきたいものですよね。
そこで、事前の準備をしっかりと行なっておきましょう。
運行前点検はもちろん、目的地までの最適なルートを考え、どこで休憩し、どこで給油するかなどの運転計画をできるだけ綿密に立てておくのです。
また、万が一の場合にも備えて、事故やトラブルに遭遇したらどう対処するのかというところまで考えておければ、ベストといえますね。
そうすることで、走っている間には運転することだけに集中できます。
あまりマイナス方向に考えすぎて気分が落ち込んでしまうようでは困りますが、「何か起きても対処できる」という準備をしておくことは、確実に心の余裕につながります。
その意味で、万が一の場合も含めた運転計画を練るようにしましょう。
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一番大切なのは慣れること
そして、高速道路を走り慣れるということが、もっとも大切なポイントです。
1回走ったくらいでは苦手意識も消えないかもしれませんが、10回走ればすいぶん薄まってくるはずです。
それが50回になり、100回になれば、苦手意識を持っていたことすら忘れてしまうでしょう。
それほど“慣れ”というのは大きな力を持っています。
「苦手だから・・・」と避けていたのでは、いつまでも慣れられませんから、機会あるごとに積極的にチャレンジしてみてください。
終わりに
高速道路が苦手だという思い込みを外し、恐怖感を克服するためのコツをお話してきました。
まずは、高速道路の利点を確認し、走る前の準備をしっかりするというだけでも、かなり苦手意識が軽くなると思います。
その上で、どんどん走り慣れてくれば、気がついたときには苦手だったことすら忘れていることでしょう。
“慣れ”を味方につけて、高速道路を走る楽しさを見つけていってください。
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