犬が発情期を迎えると様々な変化があらわれてきますが、その中の一つに食欲不振があります。

それまで元気に食事をしていた愛犬が、急に食欲不振になると、飼い主さんとしては心配ですよね。

でも、これは発情期に入るとよくあることですので、あまり神経質に考える必要はありません。

ただ、発情期というのは犬にとって、心にも身体にも大きなストレスがかかりやすい時期です。

ですから、少しでも過ごしやすくしてあげられるように、飼い主さんが犬の発情期について詳しく理解しておくことは必要でしょう。

そこで今回は、犬の発情期と食欲の関係を中心にお話していきます。

ぜひ、参考にしてみてください。

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メス犬の発情期と食欲の関係


一般に発情期というのは、主にメス犬が妊娠できる時期のことを指します。

妊娠できるということは、ホルモンバランスがいつもとは大きく違っている状態ですので、犬は様々なストレスを感じやすくなっているものです。

そのため、次のような行動がよく見られます。

  • 落ち着きがなくなる
  • 不安そうな表情になる
  • オスの近くに行きたがる

そして、これらの行動があらわれる時期に、食欲不振も起こるようになります。

動物にとって繁殖行動は本能的なものですから、妊娠の準備ができると身体は全エネルギーをそちらに向けるようになります。

これだけでも犬にとっては大変化ですから、相当なストレスになるのですが、この時期に妊娠が成立しないと、さらに大きなストレスとなります。

それが食欲不振という形でもあらわれてくるわけですね。

かなり神経質になってしまう犬もいますから、無理に食べさせようとすると逆なでして、さらにストレスを増やすことにもなりかねません。

飼い主さんの方では、慌てずに様子を見て上げるようにしましょう。

犬の発情期~食欲不振はメスにもオスにも見られます

オス犬の発情期と食欲の関係


基本的にオス犬には、決まった発情期はありません。

近くに発情したメス犬がいれば、それがオス犬の発情期となります。

つまり、オスの場合はいつでも発情期になり得るわけですね。

メス犬が発情期に入り、いわゆるフェロモンの匂いを発すると、オス犬は敏感にそれをキャッチします。

そこで交尾ができれば良いのですが、そうでない場合には、やはり大きなストレスを感じることになります。

これが、食欲不振の原因となるわけです。

飼い主さんによっては“恋わずらい”と呼ぶ人もいますが、実際に近くに発情期のメス犬がいると、極端に食欲が低下するオス犬は多いものです。

基本的には心配ありませんが、極端に痩せてしまうなどの変化があるようなら、獣医さんに相談してあげてください。

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発情期の食欲不振を解決するには


発情期の食欲不振は、ある程度やむを得ない自然なことと言えるでしょう。

特にメス犬の場合は、身体の中で大きな変化が起こっている時期ですので、避けられない部分が大きいものです。

交配を希望するのであれば、周期的に訪れるものと知っておいて対処するしかないでしょう。

ただ、交配を希望しないのであれば、なるべく早い時期に避妊手術を検討したほうが良いと思われます。

というのも、発情期そのものもそうですが、この時期に繁殖行動ができないということは、メス犬にもオス犬にも、さらなるストレスとなります。

もちろん、そのために食欲不振もひどくなり、健康面にも悪影響を及ぼしますから注意が必要です。

大切な愛犬のために、早目に検討してあげてください。

終わりに


犬の発情期と食欲不振についてお話してきました。

発情期に食欲が落ちること自体は、あまり心配しなくても大丈夫です。

ただ、心身ともにデリケートになっている時期ですので、それを知ったうえで接してあげることは愛犬にとって大切なことでしょう。

また、交配を希望するのかどうかによって、避妊手術のことも検討してあげないといけません。

大切な愛犬が健やかに暮らせるよう、考えてあげたいものですね。

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