頭を動かしたときに起きる良性発作性頭位めまい症

この良性発作性頭位めまい症は、激しいめまいの半数以上を占めていると言われています。

直接的な原因は、頭を動かしたときに耳石と呼ばれる炭酸カルシウムが主成分の砂粒のようなものが後半規管に入り込むことだと言われています。

いわば、この耳石が後半規管の神経を刺激して、身体が回転してしまっているという錯覚を起こしてしまうのです。

良性発作性頭位めまい症になった場合は、まず病院で適切な処置を受けることが必要ですが、できれば自分で予防する方法も知っておきたいところですね。

そこで、自分でも手軽にできる良性発作性頭位めまい症の予防法についてお話していきます。

ぜひ、参考にしてみてください。

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良性発作性頭位めまい症は寝ているときにも起こりやすい


良性発作性頭位めまい症になるのは、耳石が後半規管に入り込んでしまうためなのですが、これは起きているときばかりではなく、寝ているときにも起こります。

本来、耳石は卵形嚢と球形嚢と呼ばれる場所に収まっているものなのですが、これらの場所よりも後半規管のほうが低くなっていると、耳石が入り込みやすくなります。

そこで、寝るときに高目の枕を使うことが良性発作性頭位めまい症の予防につながります。

枕を高くすることで、後半規管の位置をキープするというわけですね。

寝相にも影響されますが、少なくとも低い枕で寝ることや、枕なしで寝ることに比べると予防効果はあるといえるでしょう。

良性発作性頭位めまい症が起こりやすい人は、ぜひ試してみてください。

良性発作性頭位めまい症を予防するには?手軽にできる方法

カルシウムを摂るようにする


これはまだハッキリと解明されたわけではないのですが、カルシウム不足が良性発作性頭位めまい症に関係しているという指摘もされています。

というのも、良性発作性頭位めまい症になる人は40~50歳以降に多いというデータが出ています。

その中で、更年期以降の女性患者数は、それ以外の人の3~4倍にも登ると言われているのです。

更年期を過ぎた女性は女性ホルモンが少なくなり、それとともカルシウム不足も起こしやすくなります。

このカルシウム不足が耳石のはがれやすさにつながると考えられるわけですね。

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また、カルシウムが不足すると骨粗しょう症にもなりやすいのですが、良性発作性頭位めまい症を発症した人の中に骨粗しょう症を患っている人が多いというデータもあります。

さらに、骨粗しょう症の薬を飲むと良性発作性頭位めまい症が再発しにくくなるというデータもあるようです。

これらのことから、良性発作性頭位めまい症とカルシウム不足に大きな関連があることは容易に推測できますね。

ですから、カルシウムを積極的に摂取することが良性発作性頭位めまい症の予防にもつながると考えられます。

カルシウムは不足しやすい栄養素でもありますから、意識的に摂取するよう心がけましょう。

終わりに


自分でも手軽にできる良性発作性頭位めまい症の予防法についてお話してきました。

まずは高目の枕を使うこと、そしてカルシウムを積極的に摂るようにすること、この2つだけでも実践してみると有効な方法だと思います。

ぜひ試してみてください。

良性発作性頭位めまい症になってしまったら、医師の指示に従って運動療法や理学療法を受けることになりますが、できるなら事前に予防しておきたいものです。

そのときにこれらの方法は役に立つと思いますから、覚えておくと良いでしょう。

また、病院で診察を受けると、頭を動かすリハビリ運動を教えてもらえると思います。

自己判断だけで頭を動かすのはお勧めできませんが、医師の指示に従ってのリハビリ運動は有効ですので、こちらもどんどん実践してみてください。

続けていくと、それも予防の一つとなるはずですよ。

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