高齢者の方が転倒するという事例は多いものです。

主な原因としては、足腰が弱っていることなどがありますが、転倒したことがさらに骨折などの原因となることも多いため、十分な注意が必要です。

まずは、なぜ高齢者が転倒してしまうのか?その原因を詳しく知っておく必要があるでしょう。

そうすれば、どんな対策を取ればいいのかも必然的にわかってきます。

そこで、高齢者が転倒する原因として多いものと、それを元にした対処法を詳しくご紹介していきましょう。

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身体的な原因


転倒するということは身体のバランスを崩してしまうということですから、まず大きな原因として考えられるのが足腰の筋肉が弱っていることです。

また、加齢とともに骨粗しょう症などで骨自体が弱っていれば、それが歩行困難の原因となります。

他にも、歩行に影響を与える病気はいくつかありますが、足腰に問題がなかったとしても、視力の低下などで周りの状況を把握しきれず転倒するというケースも多いようです。

しかも、一度転倒してしまうと、それが骨折の原因になり、そのためにさらに歩行困難になるという悪循環に陥ります。

股関節の骨折など、深刻な状態になることも多いですから、やはり十分な注意が必要だといえるでしょう。

高齢者が転倒する原因~こんなことに気をつけておきましょう

環境的な原因


身体的な問題がなかったとしても、例えば照明が暗かったり、床が滑りやすかったりなど、環境が原因で転倒するケースも多いものです。

本人は十分に足を上げているつもりでも、ちょっとした段差につまずくこともありますし、小さなカーペットなどに足を引っ掛けるケースも少なくありません。

また、延長コードや各種の電気コードで転倒することはかなり多いですから、家電製品の配置などにも注意が必要となります。

他に、特に足を引っ掛けるようなものがなかったとしても、急いで電話に出ようとしたなど、状況的に点灯しやすいケースもありますので、いろいろな角度から考えていくことが必要でしょう。

転倒後の症状


転倒すると、軽くても打撲やねんざ、肉離れなどのケガをします。

さらに骨折や靭帯断裂、内臓の損傷などにつながるケースもあり、これは年齢が上がるほど重症化する傾向が強いものです。

また、転倒した直後に起き上がれなかったり、助けを呼べなかったりすることもあるので、脱水症状や低体温症を引き起こすこともあるようです。

しかも、転倒が原因で認知障害を起こすことや、最悪の場合は死につながるというケースもありますから、決して侮れるものではありません。

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対処の方法は


先ほどからお話している原因を把握すれば、具体的な対処法も見えてきます。

まず、身体的な原因に対しては、できるだけ早い時期から足腰を鍛えておくことが重要な対策になります。

ストレッチなどの筋力トレーニングを無理のない範囲で取り入れたり、グループで太極拳などに取り組むことも有効でしょう。

また、足腰が弱っていることを感じ始めていれば、ゆっくり動くように心がけることも大切です。

さらに、定期的な視力検査も受けておくと、目に異常があった場合でも早期に発見ができますから対策も立てやすくなります。

環境面では、電気のコード類を安全な位置にまとめるようにし、小さなカーペットなどはできるだけ敷かないようにしておきましょう。

可能であればバリアフリー化や床を滑りにくい素材に変えるなどのリフォームも考えたいところです。

他に、照明を明るくする、電話の子機を取りやすいところに置くなど、小さな工夫も役立ちますので、できるところから改善していきましょう。

終わりに


高齢者が転倒する原因として多いものと、それを元にした対処法をご紹介してきました。

年齢とともに転倒しやすくなるのはやむを得ない面もありますが、キチンと対処すれば防げる部分も多いものです。

身体的にも環境的にも、なるべく早い時期から対策を考えておけば、それだけ転倒の危険性を低くすることができます。

ここでご紹介したことを参考に、高齢者の方が安全に過ごせるよう工夫してみてください。

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