姿勢が悪いと、どんな影響があるでしょうか?
なるべく背筋が伸びた正しい姿勢のほうが良いということは知っていても、具体的に姿勢がどんな影響を及ぼすのか、改めて聞かれると答えられる人は少ないかもしれません。
ですが、実際に姿勢の良し悪しというのは、私たちの健康や生活に大きな影響をおよぼすものです。
そこで、姿勢が悪いと具体的にどんな悪影響があるのかを、詳しく見ていきましょう。
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見た目の印象が悪い
まずは、人に見られたときの印象が大きく左右されます。
猫背でアゴが突き出たような姿勢では、とても好印象は与えられませんよね。
例えば、仕事上の取引で、あるいは恋愛関係で、好印象を与えられるかどうかは大きなポイントになります。
姿勢が悪いと損をすることは、どうしても増えてしまいますね。

肩こりや腰痛の原因になる
姿勢が悪いということは、骨格に負担がかかるということです。
すると、それを補うために筋肉にも余計な負担がかかりますから、肩こりや腰痛の原因になってしまいます。
また、姿勢が悪いと血行不良にもなりやすいですから、これがまた肩こりや腰痛につながっていきます。
慢性的な肩こりや腰痛でお悩みの方は、まず姿勢を見直しましょう。
内蔵に負担がかかる
姿勢が悪いと内蔵も圧迫されてしまいます。すると、胃腸の働きにも悪影響が出てきますから、消化不良や便秘の原因になってしまうんですね。
消化不良は胸焼けなどの不快な症状につながりますし、便秘は肌荒れや疲労感など様々な症状の原因になります。これは避けたいところですね。
また、血行不良から基礎代謝も落ちやすくなるので、肥満の原因にもなります。トレーニングをがんばっているのに、あまり痩せないという人は、姿勢を見直したほうが良いでしょう。
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性格にも悪影響が出やすい
試しに、胸を張った状態でため息をついてみてください。ちょっと抵抗があると思います。
でも、猫背になると自然にため息をつけますよね。ため息をつくと、ますます気持ちが滅入っていきます。
このように、姿勢は私たちの心理状態にも影響をおよぼすものなのです。
悪い姿勢を続けていると、ひどい場合には、うつ症状につながってしまうこともあり得ます。
そこまで極端ではなくても、なんとなく気分がすぐれないとか、調子が出にくいときなどには、姿勢を見なおしてみると変化があると思いますよ。
終わりに
姿勢が悪いと、どんな影響が出てくるのか、代表的なものを取り上げてみました。
どれを見ても、良いものはありませんね。
姿勢が悪いくらい、大したことではないと見過ごしてしまいがちですが、これがずっと続いてしまうと長い間には大きな問題にもつながりかねません。
「塵も積もれば山となる」これは悪いことにも当てはまりますから、十分に注意しておきましょう。
特に、肩こりや腰痛、あるいは便秘など、慢性的な症状でお悩みの方は、ぜひ姿勢を見直してみてください。
意外と、たったそれだけで改善してしまう例も少なくありませんよ。
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