正しい姿勢を保つことが、健康のためにも、筋トレなどを効果的に行うためにも大切だということは、恐らくほとんどの方がご存知だと思います。
にも関わらず、気がついたら猫背になってしまっているという方も多いのではないでしょうか?
姿勢を良くするために筋肉を鍛えているんだけど、しばらく経つと疲れてしまってなかなか矯正できないという方も多いと思います。
実は、姿勢を矯正するためは筋トレなども良いのですが、それだけでは足りないのです。
そこで、姿勢の矯正に即効性のあるトレーニングを順にご紹介していきます。ぜひ、実践してみてください。
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骨で立つ感覚をつかむ
本来的な正しい姿勢というのは、骨格に無理のかからない姿勢のことです。
これができていないと、いくら筋肉を鍛えても無理な姿勢を続けているだけになってしまうので、長続きしないわけです。
ですから、まずは『骨で立つ感覚』をつかむようにしましょう。

そのためトレーニングは、とてもシンプルです。
膝で立ってみてください。床に膝をついて立つだけでOKです。
膝立ちをすると、変な姿勢ではバランスが取れませんので、自然に重心が正しい位置にかかります。これが、骨格に無理のかからない姿勢なのです。
膝立ちで、骨で立つ感覚を覚えたら、後はそれを普通に立っているときや座っているときにも活かしていきましょう。
コツさえわかってくると、簡単にできるようになりますよ。
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座るときのトレーニング
1日の中で座っている時間は、かなり長いと思います。
座り続けていると、どうしても疲れてくるの姿勢が崩れてしまいがちですが、そんなときにはトレーニング感覚で次のことを意識してください。
それは『骨盤を立てる』ということです。
骨盤が立っていないと腰が曲がり猫背の原因にもなります。もちろん、腰痛も起こしやすくなるので注意したいところです。
また、骨盤の一番底の部分にあるのが“坐骨”です。文字通り座る骨ですから、この部分が適切な角度で椅子などに当たっている方が無理のない座り方になります。
そのためにも、骨盤を立てることを意識しましょう。
椅子に浅すぎず、深すぎず、収まりの良い位置を見つけて座り、頭の重さを骨盤に乗せるようなイメージを持つと、自然に骨盤が立ちます。
これを意識して、気がついたときにはトレーニングのつもりで続けてみてください。
姿勢も良くなり、疲れ方もずいぶん少なくなってきますよ。
終わりに
姿勢を矯正するためのトレーニングということで、2つの方法をご紹介しました。
とはいえ、特別な筋トレなどではなく、ちょっとしたコツのようなものですから、日常生活の中に無理なく取り入れられると思います。
大切なのは思い出したときに、すぐやること。これだけでずいぶん変わってくるはずです。
骨で立つ、骨盤を立てる、どちらも骨格に関することですが、まずここがしっかり安定すると、筋トレなどの効果も倍増します。
ですから、骨格に無理のない姿勢にするということを、常に念頭に置いておいてください。
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