股関節の痛みでお悩みの方も多いことと思います。
主な原因は骨盤の歪みだと言われていますが、実際には様々な要因が考えられるため、特定することは整形外科や整骨院などでも難しいとか。
とはいえ、股関節の痛みを抱えていると、スポーツをされている方はもちろん、日常生活でも不便ですから、早く治したいですよね。
そこで、股関節の痛みがあるときにストレッチを行なっていいのかの簡単な判断方法と、効果的なストレッチについてご紹介していきましょう。
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その股関節にストレッチは効くのか?
股関節痛の原因によっては、ストレッチや運動をすると悪化するケースもありますので、ここは慎重に判断したいところです。
ただ、厳密な判断は専門家でも難しいところがありますので、ここでは一つの目安をご紹介します。
その目安とは、『温めたときに痛みが軽くなるかどうか?』です。
熱めのお風呂に入ってみて、痛みが軽くなるようであれば、ストレッチが効く可能性は高いといえます。
ですが、温めても痛みが変わらないようなら、ストレッチなどをすると悪化することも考えられるので、その場合は安静にしておいてください。
あくまでも目安ですが、一つの基準にはなりますので、ぜひ試してみてくださいね。

股関節の痛みに効くストレッチ
早速、手順を説明します。
- 床に仰向けに横になる
- 膝は90度に曲げて立てる
- 両膝を、ゆっくり左側に倒す
- 右側も同様に行う
- 上記を無理のない範囲で繰り返す
回数は特に決めず、股関節が楽になるまで繰り返しましょう。
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両膝を左右に倒せる範囲には個人差がありますので、くれぐれも無理をしないよう注意してください。
続いて、もう一つご紹介しましょう。
- 床にうつ伏せになる
- 右膝だけ90度に曲げる
- 右膝を左足の方に倒す
- 続いて右膝を反対側(身体の外側)に倒す
- 同じ要領で左脚でも行う
- 上記を無理のない範囲で繰り返す
これも回数は特に決めなくて大丈夫です。また、左右に倒す範囲も無理をしないようにしましょう。
どちらもシンプルなストレッチですが、繰り返していると効果が感じられるようになります。
ただし、どちらのストレッチも、ゆっくりと行うことは忘れないようにしてください。
勢いをつけてしまうと股関節に負担がかかり、かえって悪化することにもつながりかねません。
優しく丁寧に行うことを、常に念頭に置いておきましょう。
終わりに
股関節の痛みがあるときにストレッチをやっていいのか、その判断基準の目安と、実際のストレッチの方法を2つご紹介しました。
基本的には、実践していただければかなり改善していくはずですが、常に股関節の状態をチェックしながら行うことを忘れないで下さい。
極端な痛みがあるのに、それを我慢して無理なストレッチをすると逆効果になることも考えられます。
ストレッチは、あくまでも心地よい範囲内で行うものです。
心地よいと感じられるようであれば、必ず改善に向かうはずですから、常に股関節の感触を確かめなら、ストレッチを続けてみてください。
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